バンテアイスレイ
カンボジアのアンコール遺跡群の中で「宝石のような寺院」と称される、極めて精巧な彫刻が特徴のヒンドゥー教寺院です。シェムリアップから北東約25kmに位置し、ピンク色の砂岩で建てられた美しい遺跡です。 1. 「芸術の宝石」と呼ばれる彫刻の精巧さ 寺院全体が極小のレリーフで覆われており、クメール美術の最高峰と評されます。 特にデバター（女神）の彫刻や、ヒンドゥー神話の場面（ラーマヤナなど）が鮮明に残っています。 2. ピンク色の砂岩 建材として使われた赤みがかった砂岩が、朝日や夕日に照らされるとより一層美しく輝きます。 3. 小規模だが凝縮されたデザイン アンコールワットなどと比べてこぢんまりとしたサイズ（敷地約500m四方）ですが、細部まで手が込んだ装飾が施されています。
